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シッターズルーム

嘱託医 梅沢義裕先生別窓で開きますによる子どもの病気・ホームケアの勉強会です。

+ 熱中症について + 田園調布ファミリークリニック・梅沢 義裕

熱中症について
 
熱中症には、軽度のものから、重症まで様々ありますが、
原因はみな同じです。
正しい知識を持っていると、予防ができます。
 
Q 軽い症状は?
 
A 「子供が なんとなく 頭が痛くて、元気がない」だけでも
  「熱疲労」といいます。
  風邪のようで風邪ではありません。
  脱水による症状で、脱力感、倦怠感、めまい、
  頭痛、吐き気などがみられます。
  少しの脱水でも、重なると、知らないうちに、熱中症になっています。
  園や学校の行き帰りや外で遊んでいるだけでもなります。
  屋内でなく、暑い体育館でもなります。
 
 
Q 暑い中で運動していたら、筋肉が攣ってきました。
 
A 大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分濃度が低下した時に、
  足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんがおこります。
  暑熱環境下で長時間の運動をして大量の汗をかく時におこるもので、
  テニスの試合などでよく見かけます。
  それ以上進むと、「熱射病」で意識障害となり、危険です。
 
 
Q 対処は、どのようにしますか?
 
A 「熱疲労」の時は、涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、
  風を当て、水分を補給すれば通常は回復します。
  「熱射病」に進みそうな時は、水ではなく、
  生理食塩水(0.9%)を補給すれば通常は回復します。
  イオン飲料が良いでしょう。
  それでも改善しない時は、医療機関を受診しましょう。
 
 
Q 予防するのは、気温だけ?
 
A 違います。
  熱中症の発生には気温、湿度、風速、輻射熱(直射日光など)が関係します。
  これらを総合的に評価してリスクが決まります。
  同じ気温でも湿度が高いと危険性が高くなるので、注意が必要です。
  すなわち、「日陰」と「風」が大切です。
  パチンコに夢中になって、暑い車内に小さな子供を置き去りにして、
  熱中症でちいさな命が失われるニュースが、あります。
  「ちょっとの間…」が危険です。
  お子さまの 表面積は、大人とは違い、小さいのです。
 
 
田園調布ファミリークリニック 院長 梅沢義裕
 

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